関東地方に暮らす私たち夫婦にとって、年に2回の温泉旅行は、日々の忙しさを忘れて心と体を満たす何より大切な習慣です。
新緑が美しい5月には自家用車を走らせて、少し肌寒さを感じる11月には飛行機を使って、日本各地の温泉地を訪れるのが我が家の定番となっています。
そんな私たちが、これまでに「3回」も繰り返し宿泊し、もはや「ただの旅行先」ではなく「帰る場所」のように愛してやまない宿があります。
それが、栃木県日光市にある「鬼怒川温泉ホテル」です。
温泉地としての知名度はもちろんですが、この宿には、大浴場に少し抵抗がある方でも心から温泉を満たすことができる「至福の貸切風呂」、
お腹も心も満たされる「極上のビュッフェ」、そして何より「またあの人に会いたい」と思わせてくれる温かいおもてなしがあります。
今回は、私たちが実際に何度も泊まって感じたリアルな魅力や、事前に知っておくと役立つポイントを、この記事を読んでくださるあなたへ余すことなくお届けしますね。
到着時の注意点と豪華サービス

道中の注意点とお出迎えの温かさ
車で宿へ向かう際、ナビを頼りに進むと、本線道路から少し細い坂道を下って入っていくルートになります。
初めて訪れたときは「本当にこの道で合っているのかな?」と一瞬迷ってしまうほど、少し道がわかりにくく困ってしまいました。
しかし、坂を下りきって玄関前に車を滑り込ませると、その不安は一瞬で吹き飛びます。
すぐにスタッフの方が3人ほどで笑顔でお出迎えしてくださり、スムーズに車を誘導。
テキパキと荷物を車から運び出してロビーへと案内してくれました。
ゆきえこの最初の一瞬で、「あぁ、また良い旅が始まるな」と一気に安心感に包まれます。
豪華すぎる!充実のウェルカムドリンク&茶菓子


チェックインを終えてロビーへ足を踏み入れると、まず驚かされるのがウェルカムサービスの豪華さです。
よくある「お茶やジュースが一杯選べる」といったレベルではありません。
- 飲み物: コーヒー、紅茶、緑茶、各種ソフトドリンクがズラリ
- スイーツ&お菓子: なんと冷たいソフトクリーム!さらに温泉饅頭、お煎餅、お餅の茶菓子まで
「夕食が食べられなくなってしまうのでは……」と心配になるほどのラインナップですが、お風呂上がりの楽しみに少し取っておきつつ、まずはロビーで移動の疲れを甘いお菓子で癒すのがおすすめです。
絶景を望む「湯の街館」の客室


鬼怒川温泉ホテルには「遊楽館」「湯の街館」「懐かし館」という3つの建物があります。
その中で私たちがいつも指名して泊まるのが、「湯の街館」の和洋室です。
2人には十分すぎる広さと居心地の良さ


客室の扉を開けると、そこには夫婦2人で過ごすには十分すぎるほどゆったりとした空間が広がっています。
全体的に少しだけ歴史(古さ)を感じる部分はありますが、掃除が本当に隅々まで行き届いており、とても綺麗で清潔です。
畳の心地よさとベッドの快適さをいいとこ取りできる和洋室は、一度泊まると手放せません。
鬼怒川温泉ホテルでは、多くの客室に寝心地の良いシモンズ社製ベッドを導入しています。主にゆったりとしたセミダブルサイズ(幅120cm×長さ200cm)を採用しており、足を伸ばして快適にくつろげます。


枕元のヘッドボードには、寝る前に外したアクセサリーや時計を置いておくのにぴったりな、可愛いお花型の木製トレイが用意されていました。
お風呂とトイレがそれぞれ独立して別々になっているのも高ポイント。
さらに、使い勝手の良い独立した洗面台もあるため、朝の身支度で喧嘩になることもありません。
窓からの景色と「ちょっとしたアドバイス」


窓の外に目を向けると、眼下には滔々と流れる鬼怒川、震えるような美しい緑、そしてその向こうに時折走る電車が。
ガタゴトと電車が走る音は、部屋の中にいると特に気になることはなく、むしろ旅の情緒をかき立ててくれる良いスパイスになります。
ひとつだけリアルなアドバイスを。
豊かな自然に囲まれているため、窓を開けるとどうしても虫が入ってきやすいです。
窓を開けて川のせせらぎや風を感じることもできますが、虫が苦手な方は、少しだけ外の景色を楽しんだらすぐに窓を閉めておくのが無難です。
悩みを持つ方も安心の貸切風呂
私たちが旅行を計画するとき、何よりも最優先で探すのが「貸切風呂がある温泉」です。
実は、私には乳がんの手術痕があります。
専用の入浴着を持っていませんし、やはり大浴場に足を運ぶのにはどうしても勇気が出ません。
温泉は大好きだけれど、人の目が気になってゆっくりできない……
そんな同じようなお悩みを抱えている方にこそ、私はこの鬼怒川温泉ホテルの貸切風呂を全力でおすすめしたいのです。
ここでは有料の貸切風呂が「とうきの湯」と「きはだの湯」の2種類用意されています。



45分間、誰の目も気にせず夫婦水入らずで気兼ねなく楽しめる温泉は、まさに至極の時間ですよ。
1. とうきの湯:一寸法師気分になれる楕円形の陶器風呂


私たちが過去2回利用したのが、こちらの「とうきの湯」です。
内湯のほかに外湯(露天)があるのですが、外湯には大人1人がすっぽり入れるくらいの楕円形をした陶器のお風呂が2つ、並んで配置されています。
ここにそれぞれ1人ずつお湯に浸かっていると、なんだか昔話の「一寸法師」になったような、ちょっとお茶目で贅沢な気分を味わえます。
2. きはだの湯:ひのきの香りとバリアフリーの優しさ


1回利用した「きはだの湯」は、扉を開けた瞬間に心地よいひのきの香りがふわっと広がります。
全体的に段差が少ないバリアフリー設計になっているため、お体の不自由な方、足腰が少し不安なお年寄り、赤ちゃんや小さなお子さんのいるご家族でも安心して温泉を堪能できる優しいお風呂です。
どちらの貸切風呂の脱衣所にもベビーベッドが置いてありますので、赤ちゃん連れのご家族にはちょうど良いと思います。
実際に利用してわかった「4つのアドバイス」
何度もリピートしているからこそわかる、リアルな注意点や快適な設備の特徴を表にまとめました。
事前準備の参考にしてみてくださいね。
| 洗い場・洗面台 【大満足!】 | どちらの貸切風呂も「2箇所ずつ」並んで設置されています! 45分という限られた時間でも、相手を待つことなく2人同時に体を洗ったり、並んで椅子に座ってお風呂上がりの身支度を整えたりできるので、焦らずのんびり時間を有効活用できました。 |
| 持ち物とサービス 【手ぶらでOK】 | 脱衣所にはあらかじめバスタオルやフェイスタオルが豊富に用意されているため、部屋からタオルを持っていく必要はありません。また、お風呂上がりに冷たいお水をグッと飲めるウォーターサーバーのサービスも嬉しいポイントです。 |
| お湯の温度 【注意】 | 泉質は申し分ない素晴らしさですが、体感としてはお湯の温度が少し高め(熱め)に感じました。熱いお湯が苦手な方は、無理をせず少しずつお肌を慣らしながら入るのがおすすめです。 |
| アメニティ 【お肌が弱い方】 | 一通りのアメニティは揃っていますが、私は体質に合わなかったらしく、使用後にまぶたが赤くなってしまいました。お肌が敏感な方は、普段から使い慣れているシャンプーや基礎化粧品を持参されることをおすすめします。 |
胃袋を掴まれる豪華ビュッフェ
温泉と並ぶ我が家のもうひとつのお目当てが、種類豊富でこだわりが詰まったビュッフェです。
【夕食】絶品ローストビーフと、大好物の本格スイーツ


夕食の主役は、なんと言っても目の前で調理してくれるライブキッチン。
なかでも「ローストビーフ」は外せません。
以前は厚切りでの提供のみでしたが、今はスタッフの方に「薄切りでお願いします」と伝えると、好みに合わせて薄くきれいにカットして提供してくれます。
この細かな気配りのおかげで、お肉の旨みをより自分好みに味わうことができます。
そして、プリン大好物の私が最も感動したのが、スイーツコーナーにある「プリンのクレームブリュレ」です。
表面はカリッと香ばしく、中は濃厚でトロトロ。ビュッフェのクオリティとは思えないほどの美味しさで、これだけでも何度もおかわりしたくなってしまいます。
【朝食】元気なおばちゃんが握る「日本一あったかいおにぎり」


朝食ビュッフェで絶対に食べてほしいのが、ライブコーナーにいる元気なおばちゃんがその場で握ってくれる「おにぎり」です。
お好みの具材を伝えると、ふんわりと絶妙な加減で握って手渡してくれます。
朝食ビュッフェで絶対に食べてほしいのが、ライブコーナーにいる元気なおばちゃんがその場で握ってくれる「おにぎり」です。
お好みの具材を伝えると、ふんわりと絶妙な加減で握って手渡してくれます。
美味しいのはもちろんですが、何よりそのおばちゃんの明るい笑顔とパワフルな接客に、朝からたくさんの元気を分けてもらえます。
胃袋だけでなく、心までじんわりと満たされる朝ごはんになります。



私の一番のおススメは、「蕗みそ」のおにぎりです。
お得感満載!納得の宿泊料金
これだけ至れり尽くせりのサービスや、大満足のビュッフェ、名湯を楽しめて、実は宿泊料金がとてもリーズナブルでコスパが良いのも、私たちがリピートし続けている大きな理由です。
時期やプランにもよりますが、人気の「1泊2食付きビュッフェプラン」であれば、大人1名あたり約15,000円〜20,000円前後(2名1室で合計3万円〜4万円台〜)から宿泊することができます。
平日や「直前割プラン」などを上手に狙えば、さらにお得に泊まれることもあります。
到着時のあの大盤振る舞いなウェルカムドリンク・スイーツに始まり、ライブキッチン満載の豪華な朝夕のビュッフェ、安定の素晴らしい接客サービス。
これらが全て宿泊料金に含まれていると考えると、鬼怒川温泉エリアの数ある高級旅館・ホテルのなかでも、「支払った金額以上の満足感が得られる宿(=コスパ最強)」だと自信を持っておすすめできます。
また会いたい!スタッフHさん


鬼怒川温泉ホテルには、フロントから売店、食事会場に至るまで、本当に素晴らしいスタッフの方々ばかりが揃っています。
しかし、私たちがこの宿を3回もリピートし、これからも通い続けたいと思っている最大の理由は、ある一人のスタッフさんとの出会いにあります。
それは、フロントスタッフの「Hさん」です。
私たちが初めてこの宿を訪れたとき、フロントで対応してくれたのが新卒でまだ初々しかった彼女でした。
その時の、一生懸命で、心からの温かさが伝わってくるおもてなしに私たちは深く感動したのです。
それ以来、宿泊するたびにHさんとはまるで「実の娘」のように仲良くお話しさせてもらっています。
今では、「鬼怒川温泉に行くからあの宿に泊まる」のではなく、「Hさんに会いに行きたいから、鬼怒川温泉ホテルを予約する」と言っても過言ではありません。
そんなふうに思える人との繋がりができることこそ、旅における最高の贅沢ではないでしょうか。
旅の終わりのまとめ


大浴場に行く勇気がない方でも、大切な人と一緒に心から名湯を楽しめる貸切風呂。
何を食べても美味しく、食べる楽しさに満ちたビュッフェ。
そして、お得すぎるコスパの良さと、帰ってきた私たちを「おかえりなさい」と迎えてくれる、大切な人との再会。
鬼怒川温泉ホテルは、私にとって温泉宿という枠を超えて、日々の暮らしに優しい光を当ててくれるかけがえのない場所です。
もしあなたが、
大切な人とゆっくり温泉を共有したい
大浴場はちょっと苦手だけど温泉を楽しみたい
と思っているなら、ぜひ鬼怒川温泉ホテルの門を叩いてみてください。



きっと、お腹も心もいっぱいに満たされる、温かい思い出があなたを待っていますよ♪
| 住所 | 〒321-2526 栃木県日光市鬼怒川温泉滝545 |
| 目安料金 | 1泊2食付き:大人1名 約15,000円〜20,000円前後(2名1室利用時) ※宿泊日程や部屋タイプ、プランにより変動します。 |
| 電話番号 | 0288-77-0025 |
| アクセス(車) | 日光宇都宮道路「今市IC」より約20〜25分 ※玄関前でスタッフに鍵を預けると、別の駐車場へ移動してくれます。 |
| アクセス(電車) | 東武鉄道「鬼怒川温泉駅」よりダイヤルバス(各ホテル巡りバス)で約7分 |
| 公式サイト | 鬼怒川温泉ホテル 公式ホームページ |
- 料金: 1回 45分間 / 3,300円(税込)
- 利用可能時間: 15:30~23:30、 ※変更になる場合があるため、予約時にご確認ください
- 予約方法:
貸切風呂は【事前予約制】です。宿泊予約を入れたら、すぐに宿へ直接お電話で「貸切風呂の予約」をすることをおすすめします(※宿泊者のみ利用可能です)。
鬼怒川温泉ホテル 予約センター:
電話番号:0120-01-2644(受付時間 10:00~17:00)
貸切風呂は枠に限りがあるため、特に週末や旅行シーズン(夏・秋など)はすぐに枠が埋まってしまいます。お部屋を予約したら、その流れで貸切風呂の予約電話まで済ませてしまうのが、希望の時間を確保する最大のコツです!




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