編み物を始めてみたいけれど、最初に何を準備すればいいか分からなくて立ち止まっていませんか。
最近はマインドフルネスやサステナブルな暮らしへの関心から、ハンドメイドに挑戦する方がとても増えています。
でも、いざ調べ始めると専門用語や道具の種類が多すぎて、編み物の初心者が揃えるものに迷ってしまうこともありますよね。
実は、かぎ針編みや棒針編みといった技法の選択によって必要な道具の構成は違いますし、100均のセリアやダイソーのアイテムで十分なものと、手芸メーカーの製品を選んだほうが上達が早いものがあるんです。
まずは最小限のステップで、無理なくスタートすることが大切。
この記事では、挫折せずに楽しく編み物をスタートするために、編み物の初心者が揃えるものや素材の選び方、費用を抑えるコツについて、私の経験を交えて分かりやすくお伝えします。
読み終わる頃には、あなたにぴったりの道具がはっきりと見えてくるはずですよ。
- かぎ針と棒針、どっちから始めるべき?
- 初心者が揃えるべき5つの必須道具
- 100均とメーカー品の賢い使い分け
- 失敗しない毛糸ラベルの読み解き方
編み物の初心者が揃えるものと技法の選び方

編み物を始める時、一番最初に悩むのが「どの技法から始めるか」ということですよね。
ここを間違えると、道具選びも迷走してしまいます。
自分の作りたいものから逆算して、最適なスタート地点を決めていきましょう。
まずはかぎ針一本から始めるのが、心理的なハードルも低くておすすめですよ。
かぎ針と棒針の違いと初心者に最適な選び方
編み物には大きく分けて「かぎ針編み」と「棒針編み」の2種類があります。
どちらが初心者さんに向いているか気になりますよね。
私の個人的なオススメは、まず「かぎ針編み」から入ることです。
かぎ針編み

かぎ針編みは、先端がフック状になった針1本で糸を編んでいきます。
片手で操作できるので構造がシンプルですし、もし間違えても針を抜いて糸を引くだけで簡単に戻れるのが最大のメリット。
棒針編み

一方で棒針編みは、2本の針を両手で操る必要があり、一目を落とすと編地が崩れやすいという難しさがあります。
- コースター、ポーチ、あみぐるみを作りたいなら「かぎ針編み」
- セーター、靴下、ふんわりしたマフラーを作りたいなら「棒針編み」
まずは難易度の低いかぎ針編みで「糸を操る感覚」を掴んでから、棒針編みにステップアップするのが一番スムーズかなと思います。
ゆきえもちろん、どうしてもセーターが編みたい!という方は最初から棒針に挑戦するのもアリですよ。
挫折しないための毛糸選びと色の視認性


初心者さんが道具を揃える時に、針と同じくらい慎重に選んでほしいのが「毛糸」です。
ここで一番大切なのは、触り心地よりも編み目の見えやすさなんです。
ふわふわしたモヘアや、デコボコしたファンシーヤーンは可愛いですが、どこに針を刺せばいいか分からなくなって挫折の原因になりがちです。
まずは、表面がツルッとした「ストレートヤーン」を選んでください。
素材はアクリル混やウールが、適度な弾力があって編みやすいですよ。
毛糸選びのポイント
| 項目 | 初心者におすすめ | 避けたいもの |
|---|---|---|
| 毛糸の形状 | 表面がなめらかなストレートヤーン | モヘア、ファンシーヤーン |
| 素材 | アクリル混、ウール | 極端に毛足の長いもの |
| 色 | 白・パステルなどの明るい単色 | 黒・紺などの暗い色 |
色は、パステルカラーや白などの明るい単色がベストです。
必須の道具となるハサミやとじ針の機能性
「ハサミなんて家にある工作用でいいよね」と思われがちですが、実は専用の糸切りバサミがあると作業効率が劇的に変わります。
手芸用のハサミは刃先が鋭く細く作られているため、編地の細かい部分でも糸をきれいにカットできるんです。
こうした小さなストレスを減らすことが、長続きのコツですね。
また、絶対に忘れてはいけないのが「とじ針」です。
編み終わりの糸を隠したり、パーツ同士を繋げたりするのに必須の道具です。
道具選びのポイント
糸切りバサミ
刃先が細く鋭い


細かい部分でも糸をきれいに切れる
とじ針
先が丸い


毛糸の繊維を傷つけにくい
とじ針は通常の縫い針と違い、先が丸いのが特徴です。
毛糸を割らずに通せるので、仕上がりもきれいになります。
100均のセリアやダイソーで買える便利アイテム
最近の100均は本当にすごいです。
セリアやダイソーの編み物コーナーは、初心者さんが揃えるものの宝庫といっても過言ではありません。
特に以下のアイテムは、100均で揃えても全く問題ありません。
| アイテム | 役割・特徴 |
|---|---|
段数マーカー![]() ![]() | 「今どこを編んでいるか」を示すクリップ。目を見失いやすい初心者さんには必須 |
とじ針![]() ![]() | 金属製・プラスチック製など種類が豊富で、実用性も十分 |
メジャー![]() ![]() | 編地の長さを測るために使用 |
練習用の毛糸![]() ![]() | アクリル100%がおすすめ。練習後はアクリルたわしとして使えて無駄がない |
このように、小物類は100均で十分にカバーできます。
ただし、編み針については少し注意が必要です。
この点については、後ほどメーカー品との違いを詳しくお話ししますね。
初期費用を安く抑えるための賢い買い出しのコツ
最初からフルセットを揃える必要はありません。
まずは「これを作る」という目標を一つ決めて、そのために必要なものだけを用意するのが、一番安上がりです。
初心者さんは、まず最小限の構成からスタートしましょう。
| 考え方 | コツ |
|---|---|
| 道具の揃え方 | 作りたいものを先に決める |
| 購入数 | 必要最低限に絞る |
| 購入場所 | まずは100均を活用する |
まずは100均でこれらを揃えて、自分に編み物が合っているか試してみるのも賢い選択です。
- かぎ針(7/0号または8/0号):1本
- 明るい色の並太毛糸:1〜2玉
- とじ針:1セット
- 段数マーカー:1パック



最初から高い道具を買って「やっぱり向いてなかった」となるのが、一番もったいないですからね。
編み物で初心者が揃えるものの活用術と練習法


道具が揃ったら、次はいよいよ実践です。
手に入れていただいた道具を使って、どのように上達していくのが近道なのかを私の視点で解説していきますね。
自分にとって使いやすい道具にアップデートしていくタイミングを見極めるのも大切ですよ。
練習に最適なマフラー作りで必要な材料


棒針編みに挑戦したいなら、まずは「ガーター編みのマフラー」がおすすめです。
増減目がないため、同じ動きを繰り返すだけで手が自然と慣れていきますよ。
必要な材料
| アイテム | 目安・内容 |
|---|---|
| 棒針 | 8号〜10号くらいを2本 |
| 毛糸 | ウール混の並太毛糸を4〜5玉 |
| 補助アイテム | 棒針キャップ(編み目の抜け防止) |
棒針キャップがあると、うっかり編み目が外れる心配が減り、落ち着いて作業できます。
長いマフラーは完成時の達成感がありますが、途中で飽きそうな場合は「ミニスヌード」くらいのサイズにするのもおすすめです。



短期間で完成できるので、自信につながります。まずは完成させる喜びをしっかり味わってくださいね。
迷った時に便利な初心者向けキットの活用法
「自分で針の号数や糸の太さを選ぶのが不安」という方は、手芸店で売られている「初心者向けキット」を頼ってみてください。
必要な材料と道具がすべてセットになっており、詳しい解説書が付いているのが特徴です。
針と糸の相性を考える手間が省けるのが、最大のメリットですね。
初心者向けキットのメリット
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| セット内容 | 材料・道具がすべて揃っている |
| 解説 | 初心者向けの詳しい説明書付き |
| 学びやすさ | 針と糸の相性を考えなくてよい |
最近は、QRコードから解説動画に飛べるキットも増えています。
本だけでは分かりにくい手の動きも、しっかり確認できますよ。
クロバーなどメーカー品の編み針が推奨される理由
ここで少し大切な話をします。
100均の針も悪くはないのですが、もし「編み物を一生の趣味にしよう」と思ったら、早めにクロバー(Clover)やチューリップ(Tulip)といった国内メーカーの針を1本手に入れてみてください。
特に「アミュレ」や「エティモ」といったシリーズは有名ですね。
- 針先が驚くほど滑らかで、糸が引っかかりにくい。
- グリップが人間工学に基づいて設計されており、手が疲れにくい。
- 針の号数が色分けされていて、一目でサイズが分かる。
「上手く編めないのは自分の技術のせい」と思っていても、実は道具を変えるだけでスルスル編めるようになることも多いんです。
編み物セット以外で買い足すべき周辺グッズ
基本のセット以外に、「これがあると格段に楽になる」グッズもいくつかあります。
作業に慣れてきたら、必要に応じて検討してみてください。
例えば、編み終わりの糸を針に通すのが苦手な方には、ヤーンスレダー(糸通し)があるとノンストレスです。
また、作業管理や仕上がりを良くするためのアイテムも役立ちます。
| グッズ名 | 役立つポイント |
|---|---|
| ヤーンスレダー(糸通し) | 編み終わりの糸処理がスムーズになり、作業のストレスを減らせる |
| 段数カウンター | 今何段目かを簡単に記録でき、数え間違いを防げる |
| スチームアイロン | 完成後に編み地を整え、既製品のような仕上がりにできる |
これらは一気に揃える必要はありません。
手芸店で高品質な素材を選ぶメリット
100均の糸で練習して慣れてきたら、ぜひ一度、手芸専門店の毛糸を手にとってみてください。
ウール100%の糸の弾力や、発色の美しさはやっぱり格別です。
編んでいる時の幸福感が全然違いますよ!
編み目が多少不揃いになっても、素材の復元力で目立たなくしてくれます。



自分へのご褒美として、少し良い糸で小物を編んでみると、編み物への愛着がもっと深まると思いますよ。
毛糸を買う時の注意点
同じ色番号でも「ロット番号(Lot No.)」が違うと、微妙に色が違うことがあります。同じ作品を編む時は、必ずロット番号が一致した毛糸を必要数まとめ買いするようにしましょう。※最新の在庫状況や価格は、各手芸店や公式サイトでご確認ください。
| 毛糸の太さ | かぎ針の目安 | 棒針の目安 | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| 中細 | 3/0号 | 2〜4号 | 靴下、手袋 |
| 合太 | 4/0号 | 4〜6号 | 帽子、春物ウェア |
| 並太 | 5/0〜7/0号 | 6〜9号 | マフラー、小物、バッグ |
| 極太 | 8/0号以上 | 10号以上 | 厚手のスヌード、カゴ |
編み物の初心者が揃えるものの判断基準まとめ
編み物の初心者が揃えるものは、まずは「自分が何を作りたいか」を明確にすることから始まります。
かぎ針1本と、明るい色の並太毛糸1玉。これだけでも、新しい世界への扉は開かれます。
失敗を恐れずに、まずは手を動かしてみることが一番の上達への近道ですよ。
記事のポイントまとめ
- 初心者はまず、挫折しにくい「かぎ針編み」から入るのが正解。
- 毛糸は「明るい色」の「ストレートヤーン」を選ぶと目が数えやすい。
- 消耗品は100均を活用し、メインの針はメーカー品を1本持つのが理想。
- 迷ったら「初心者向けキット」を活用して成功体験を積もう。
道具はあくまであなたの創作を助けてくれる「パートナー」です。
最初から高価なものを揃える必要はありませんが、心地よく編める道具を選ぶことは、編み物を長く楽しむための投資でもあります。
身近な100均や手芸店を覗いて、心がときめく色の糸を手にとってみてくださいね。
編み物の初心者が揃えるものに迷ったら、まずは基本の1セットから始めてみましょう!






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